数十年ぶりに再開したお絵かきと日常の変化

最近ハマっていることはお絵かきです。
中学・高校くらいまでは先生の似顔絵などを授業中に描いたり、漫画のキャラを模写したりしていましたが
年齢が上がるにつれ減っていき、ついにはなにも描かなくなってしまいました・・・。

そんなある日、ひょんなことからアプリゲームにハマり、そのアプリの絵があまりに魅力的なので自分でも自分の思う通りにキャラを描きたい!
という欲求が高まってしまい数十年ぶりにお絵かきを再開。もちろん、びっくりするほど下手くそでした。
まず思う通りに線が引けない。デジタルで再開したためかもしれない、と紙でも挑戦しましたがどちらにしてもダメ。

線が思い通りに引けないことによるストレスからか、集中力が全く続かない。描いては休み、描いては休み、出来上がったものを見てがっかりする・・・
自分にうんざりしながらも、ただひたすらキャラの髪の毛だけ練習するなどをして数ヶ月すごしました。

そんなお絵描きも再開してそろそろ1年。
途中投げ出した期間もありましたが、デッサン練習をしたり、人の体のライン、服のシワなど日常を見る目も変わってきたのを感じています。
そのおかげが、まだまだ発展途上ではありますが「この線はすきだ、この目はうまく描けた」など少しずつ自分の絵が受け入れられるようになってきました。

また、最近では仕事のアレコレを忘れられるほど没頭できるようになり、一日の終りにとてもいい切り替えができるようになりました。
いまは簡単にネット上に絵をアップできるので、日々「完成させる」というわかりやすい目標ができるのも良い点です。
中にはすきだな、と思ってくれる奇特な方もいらっしゃり、モチベーションにも繋がります。

自分よりずっと年下で上手い人も山程います。いい年してなにを始めてしまったんだ・・・と考えないこともないですが5年10年続ければ多少は見れるものになるでしょう。
将来的にはすきなキャラだけではなく、日常の写真には撮りづらい風景や人を記憶スケッチで描き残せるようになりたい、と目標を持ちつつペンを握る日々です。